宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:02)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 2 --- ---
8/ 1 16:40 C1.4
7/31 --- ---

黒点  8/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:55 383 +3.9
-2 h 396 +4.2
-4 h 427 +4.0
-6 h 436 +3.6
-8 h 443 +4.1
-10 h 444 +5.6
-12 h 455 +4.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
8/ 2 0.4 5x10^3
8/ 1 0.5 2x10^4
7/31 0.5 2x10^4
7/30 0.6 2x10^4
7/29 0.7 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/28 12:20 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速の太陽風は終わりました。
2017/ 7/29 13:45 太陽の向こう側で再び激しいフレアとCMEが発生しました。
2017/ 7/30 13:06 太陽風は平均的な状態です。小さい黒点が出現しています。
2017/ 7/31 12:04 太陽風の速度は少し高まっていますが、低速の状態です。太陽は無黒点に戻っています。
2017/ 8/ 1 13:02 太陽風は低速です。太陽の東端から2665黒点群が現れかけています。
最新のニュース

2017/ 8/ 2 15:02 更新
東端の黒点が見やすくなっています。太陽風の速度は少し高まりました。

担当 篠原

昨日、太陽の東端に見え始めた2665黒点群は、
今日はもう少し進んで、全体が見やすくなっています。
登場の様子が1周期前と似た雰囲気だったので、
実際に前回の写真(7月6日)と、今日(8月2日)の可視光写真を比べてみます。

今日の1枚目の写真の左側は、
27日前、7月6日の太陽と2665黒点群の可視光写真。
右側は、今日、8月2日の可視光写真です。
周囲の黒点の分布は変わっていますが、
大きな目玉の黒点は、27日前とそっくりです。
(拡大写真の位置は、比較のため調整しています)

フレアの活動は、
昨夕、1日17時(世界時1日8時)にC1.4の小規模フレアを起こし、
その他に、Bクラスの小さいフレアを数回起こしています。
X線グラフの変化は、特に活発という様子ではありません。

引き続き注目してください。


太陽風は、昨夜、1日21時(世界時1日12時)頃から高まり始め、
2時間ほどで、450km/秒に達しました。
この状態が今朝まで続き、その後ゆっくりと下がって、
現在は380km/秒と、既に高まりは終わっています。

太陽風の磁場強度は、速度の変化と同じように10nTへ高まり、
以降も、5〜10nT付近で変化しています。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りになっていて、
磁気圏の活動は静かな状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、北極から赤道に広がるコロナホールが、
太陽の中央を縦に伸びています。
次は、この領域の影響に注目してください。




今日の太陽(右側)と、27日前の太陽(左側)の比較。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


世界時8月1日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月2日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。