宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/27 13:07 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は520km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日までは580km/秒を保っていましたが、 今日に入ると550km/秒へ一段下がり、 昼頃には520km/秒へ下がっています。 高速の状態は続いていますが、そろそろ終わりに向かうのでしょうか。 太陽府の磁場強度は、5nT付近を推移していて、 こちらは下がる様子は見られません。 南北成分は、グラフの前半は細かい変化が見られましたが、 後半に入ると変化がなくなり、0nT付近に留まっています。 このため、AE指数のグラフも、 初めは500nT前後の活動が続いていますが、 次第に変化がなくなって、穏やかになっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中央のやや南東寄り(左下)にコロナホールが見えています。 明日くらいに中央線に達し、その3日後くらいから、 太陽風に高まりをもたらすかもしれません。 太陽は、今日も無黒点の状態です。 X線のグラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 (c) 京都大学WDC 世界時7月27日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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