宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/22 14:04 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏も比較的活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方に700km/秒に達しました。 そのまま、今朝早くまで700km/秒台を保ちましたが、 その後次第に低下して、現在は560km/秒まで下がっています。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、7〜8nTとやや強まった状態が続いています。 南北成分は、全体としては北寄りになっていますが、 南向きに変化する時間帯もあり、 速度が高まっていることと重なって、 磁気圏の活動も高まった状態が続いています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 500〜800nTの中規模の変化が時間をおいて、度々発生しています。 世界時21日23時半頃の昭和基地のオーロラの動画を掲載します。 オーロラの爆発が始まって、空全体がオーロラの光に覆われていきます。 AE指数のグラフでも、750nTくらいの高まりになっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西半球に進み、 高速の太陽風は後半に入っていくでしょう。 太陽は、無黒点の状態が続いています。 X線グラフは、全体の強度も下がり、とても穏やかです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時7月21日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時7月22日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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