宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/26 12:38 更新 太陽風の速度は650km/秒に高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜にかけて570km/秒へ下がりましたが、 今朝になると再び上昇して600km/秒台に高まり、 現在は650km/秒に達しています。 磁場強度も、5nT前後で安定しています。 21日に始まった高速風は、5日を経過していますが、 600km/秒前後の高い状態を保ち続けています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは既に西の端に去り、 ほとんど見えなくなっています。 このコロナホールの影響は、実際にはかなり広かった様です。 高速の太陽風がどこまで続くか、引き続き注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 南北に頻繁に変化しています。 磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数は、500nTを超える中規模の活動が何度も発生しています。 現在も太陽風の速度は600km/秒を超えていて、 この後も活発なオーロラの活動が見られそうです。 太陽は、現在の可視光写真では無黒点になっています。 昨夜、太陽の中央部の西寄り(右側)に、 一時的に小さい黒点が発生しました。 このため、黒点群のリストには2668群という番号が示されています。 現在はほとんど見えなくなっています。 (c) 京都大学WDC 世界時7月26日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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