宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/25 12:44 更新 600km/秒と高速の太陽風は続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、600km/秒に下がりましたが、 依然、高速の状態が続いています。 21日に始まった今回の高速風は、5日目に入っています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値を保っています。 高速風の始まりの頃から見ると、次第に下がってきていますが、 まだ弱まるほどにはなっていません。 磁場の南北成分は、変化は小幅ですが、 比較的南寄りで推移しています。 このため、磁気圏の活動はやや高まった状態が続いていて、 AE指数は、500nT前後の変化が連続的に発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球のコロナホールは西に去り、 次第に影響は弱まっていきそうです。 現在の太陽風速度の高まりは、どこまで続くでしょうか。 太陽は、東端に白斑が見えていますが、 黒点はなく、無黒点の状態が続いています。 X線グラフもほとんど変化は起きていません。 昨日紹介した様に、太陽の向こう側では大きな活動が起きましたが、 こちら側はとても静かです。 (c) 京都大学WDC 世界時7月25日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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