宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/21 16:58 更新 高速の太陽風が到来し、速度は630km/秒に高まっています。 担当 篠原 高速の太陽風が始まりました。 昨日の夕方から、太陽風の磁場が強まり始め、 深夜には10nTに達しました。 続いて、21日3時(世界時20日18時)頃から速度も上昇を始め、 今朝、21日9時(世界時21日0時)には500km/秒に達し、 昼過ぎにもう一段高まって、現在は630km/秒に達しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真の北半球側に見えていた、 広いコロナホールの影響がやって来たようです。 今日の太陽写真では、 コロナホールの左端が太陽の中央線を越えたくらいになっています。 高速の太陽風は、更に4〜5日程度続く可能性があります。 磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 極域ではオーロラの活動が強まっているようです。 太陽は、無黒点の状態が続いています。 X線のグラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) 京都大学WDC 世界時7月21日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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