宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/16 09:11 更新 2665黒点群でCクラスフレアが続いています。 担当 篠原 2665黒点群では、Cクラスの小規模フレアが続いています。 昨日のニュースの後、C1.7、C1.0、C1.4、C1.1と、 時間を空けながらC1のフレアが4回続き、 今朝、16日4時半(世界時15日19時半)に、 C5.8と一回り大きいCクラスフレアを起こしています。 活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2665群は太陽の西の端に近づいていて、 活動が地球から見える時間は少なくなっています。 久しぶりの大型黒点ということもあり、 最後まで注目してください。 太陽風の速度は、更に遅くなり、 310km/秒まで下がっています。 磁場強度も、3nTとやや弱い状態で安定していて、 太陽風はとても穏やかです。 磁気圏も穏やかで、AE指数は時々小さい変化が起きている程度です。 14日に発生したCMEによる太陽風の乱れが、 現在、地球に向かっていて、 明日くらいに到来する可能性があります。 太陽風の磁場が強まって、南向きに大きく変化すると、 磁気圏の活動も高まります。 今夜以降の太陽風の変化に注目してください。 GOES衛星の観測によると、Mクラスフレアの発生に伴って、 太陽放射線(非常に高速の陽子)が高まっています。 このグラフが10の線を越えるのは、 2016年1月2日以来で、1年半ぶりです。 この時も、太陽の西の端近くでM2の中規模フレアが発生しました。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時7月15日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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