宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/11 12:56 更新 高速の太陽風が続いています。6月の黒点相対数は、19.4 でした。 担当 篠原 紹介が遅くなりましたが、 WDC-SILSOによる6月の黒点相対数は、19.4 でした。 5月が 18.8 だったので、ほとんど同じ値です。 長期変化のグラフで見ると、小さい変動の範囲内にあって、 太陽活動は、極小に向かって低下が続いています。 無黒点の日数は、4日でした。 こちらも増減しながらですが、5日前後を推移しています。 こちらのグラフも、10日前後で変化するように次第に増えていくでしょう。 2665黒点群は、昨日のニュース以降は静かになり、 X線グラフは、変化が少なくなっています。 SDO衛星の拡大写真で、この1日間の2665群の推移を紹介します。 このまま静かになっていくのか、 しばらく休んで、再び活動度を高めるのか、 引き続き注目してください。 太陽風は、昨日のニュースの後、630km/秒くらいまで速度が高まりました。 その後、500km/秒近くまで下がりましたが、 今朝から再び高まり、現在は580km/秒まで戻っています。 と書いている所で、最新データは660km/秒へ急に速度が高まっています。 磁場強度も、5nTから10nTへ高まり、再び下がり始めたところで、 上記の速度の急増とともに、こちらは4nTへ急に下がっています。 細かい変化ですが、太陽風はいろいろと変化しています。 磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 このため、磁気圏の活動は穏やかになっていて、 AE指数は小さい変化に留まっています。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の月毎の無黒点日の日数。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時7月10日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時7月11日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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