宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 7/14 09:56 更新 太陽の西の端でC8.4の小規模フレアが発生しています。 担当 篠原 今日に入った頃から、太陽の西の端(右端)近くの領域の活動が高まり、 14日5時(世界時13日20時)にC8.4の小規模フレアと、 続いて、C2.0、C5.9、C3.0などの小規模フレアを起こしています。 活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、小さい黒点が発生しています。 この後、すぐに太陽の向こう側に回ってしまいますが、 それまでにどのような活動を見せるでしょうか。 太陽風は速度が下がり、380km/秒と低速の風になりかけています。 磁場強度も3nTとやや弱まった状態で、太陽風は穏やかです。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏も穏やかで、AE指数のグラフは、 時々、200nTくらいの小さい変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールが西に進み、 明後日くらいに、この領域の影響が見られる可能性があります。 太陽の西の端近くのフレアの様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時7月13日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時7月14日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |