宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:47)
今日、C1.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/12 05:17 C1.2
7/11 --- ---
7/10 --- ---

黒点  7/12 (NOAA)
磁場 フレア
2665 17 βγ C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 533 -0.6
-2 h 538 +2.1
-4 h 540 -0.6
-6 h 546 -1.5
-8 h 540 +1.1
-10 h 592 -0.7
-12 h 609 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
7/12 0.4 1x10^3
7/11 0.4 8x10^2
7/10 0.4 2x10^2
7/ 9 0.5 4x10^1
7/ 8 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/ 7 12:29 太陽風はやや高速になっています。太陽の東に2665黒点群が見えています。
2017/ 7/ 8 14:39 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2017/ 7/ 9 12:37 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動が高まっています。M1.3の中規模フレアが発生しました。
2017/ 7/10 12:21 2665黒点群でCクラスのフレアが続いています。高速の太陽風が到来しています。
2017/ 7/11 12:56 高速の太陽風が続いています。6月の黒点相対数は、19.4 でした。
最新のニュース

2017/ 7/12 12:47 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も弱い活動が続いています。

担当 篠原

2665黒点群は、活動度を少し高めて、
B8.5、B9.4の小さいフレアに続き、
C1.2の小規模フレアを起こしています。

フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
小さい輝きがあちこちで発生しています。
2665黒点群は大きな姿を保っていて、
SDO衛星による可視光写真を、2枚目に掲載します。

黒点は、ちょうど太陽の中央部に見えていて、
ここでCMEを伴う爆発を起こすと、地球への影響も大きくなりますが、
どうでしょうか。


太陽風の速度は、昨夜にかけてゆっくりと低下し、
今日未明には530km/秒まで下がりましたが、
高速の状態は現在も続いています。

磁場強度は、3nT前後とやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、弱い南向きの変化が頻繁に発生し、
AE指数も300〜500nTと小規模の活動が頻繁に発生しています。

高速太陽風は3日ほど続いています。
これから次第に低下に向かいそうです。



2665黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2665黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


世界時7月11日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時7月12日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。