宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/12 12:47 更新 高速の太陽風が続き、磁気圏も弱い活動が続いています。 担当 篠原 2665黒点群は、活動度を少し高めて、 B8.5、B9.4の小さいフレアに続き、 C1.2の小規模フレアを起こしています。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 小さい輝きがあちこちで発生しています。 2665黒点群は大きな姿を保っていて、 SDO衛星による可視光写真を、2枚目に掲載します。 黒点は、ちょうど太陽の中央部に見えていて、 ここでCMEを伴う爆発を起こすと、地球への影響も大きくなりますが、 どうでしょうか。 太陽風の速度は、昨夜にかけてゆっくりと低下し、 今日未明には530km/秒まで下がりましたが、 高速の状態は現在も続いています。 磁場強度は、3nT前後とやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、弱い南向きの変化が頻繁に発生し、 AE指数も300〜500nTと小規模の活動が頻繁に発生しています。 高速太陽風は3日ほど続いています。 これから次第に低下に向かいそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2665黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 世界時7月11日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時7月12日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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