宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/ 9 12:37 更新 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動が高まっています。M1.3の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝、9日8時(世界時8日23時)に、太陽風の弱い変化が到来して、 磁場強度は、3nTから10nTヘ、速度は320km/秒から370km/秒へ それぞれ強まっています。 変化としては小規模で、27日周期の図ではあまり目立っていません。 太陽風磁場が強まった後、 磁場の南北成分は南向きに大きく振れ、 -10nTに達する変化になっています。 この影響で磁気圏の活動が強まっている様で、 AE指数は、1000nTに達する大きい変化が発生しています。 太陽風のグラフの最後では、磁場は北向きに切り替わっていて、 このままであれば、磁気圏の活動はすぐに弱まるでしょう。 引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。 つい先ほど、9日12時(世界時9日3時)に、 太陽の2665黒点群でM1.3の中規模フレアが発生しました。 2665群は、C3.4の小規模フレアも起こしています。 X線のグラフは、Bクラスの小さい変化が目立つ様になっていて、 今後の活動に注目してください。 世界時7月8日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時7月9日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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