宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 7/ 8 14:39 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 2665黒点群では、昨日のニュース以降も小さい活動が続き、 昨夜、7日22時半(世界時7日13時半)には、 C1.0に達する小規模フレアが発生しました。 しかし、その後は変化が少なくなり、 2665群は落ち着きつつあるようです。 この1日半の間の2665黒点群の変化を、 SDO衛星可視光写真の動画で紹介します。 大きく複雑な姿が目立っています。 太陽風の速度は、昨日の午後には400km/秒へ下がり、 今朝に入ると更に低下して、330km/秒と低速の風に変わっています。 磁場強度も、5nT付近で安定しています。 コロナホールによる次の太陽風の乱れが近づいている可能性がありますが、 今のところ、太陽風のデータに変化は見られません。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 オーロラの活動度を示すAE指数も、小さい変化が見られる程度で、 磁気圏は穏やかな状態です。 2665黒点群の変化。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時7月7日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時7月8日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |