宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/ 7 12:29 更新 太陽風はやや高速になっています。太陽の東に2665黒点群が見えています。 担当 篠原 太陽風は、今朝までは350km/秒と低速の状態が続き、 その後、400km/秒と平均的な速度に上がりました。 そして、現在は450km/秒とやや高速になりかけています。 このまま少し高まった状態が続くのか、すぐに戻ってしまうのか、 しばらく注目してください。 太陽風の磁場強度は、7nTと少し強まっていましたが、 速度が上がるのと反対に、5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが、南北両方に変化しています。 このため、磁気圏の活動はやや高まっていて、 AE指数は、300〜600nTの小中規模の変化が、 度々発生しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽中央部のコロナホールが少し西に進んでいます。 この領域の影響が、明日か明後日くらいに到来しそうです。 太陽は、東端の2665黒点群の全体が見えるようになっています。 X線グラフの最後に、 もう少しでCクラスに届くフレアが発生しています。 今後、活動が高まるかどうか注目してください。 (c) 京都大学WDC 世界時7月7日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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