宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 7/ 6 15:43 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。太陽の東端から黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風は、300〜340km/秒と低速の状態で推移しています。 磁場強度は、4nTから5nTに少し上がり、 グラフの最後では、7nTに変化しています。 27日周期の図を見ると、太陽風磁場のセクター境界を通過したようです。 このため、太陽風の磁場に弱い変化が起きているのかもしれません。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央部にコロナホールが広がっていて、 この位置から考えると、地球への影響は3日後くらいとなりそうです。 一方、コロナホールが右下へ淡く伸びている様子も見えていて、 太陽風の変化の始まりは、少し早くなるかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、やや北寄りになっています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフでは、目立った変化は発生していません。 太陽の東端から、2665黒点群が現れています。 小さい活動は活発に起きているようで、 今後、どのように変化するでしょうか。 (c) 京都大学WDC 世界時7月6日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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