宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:43)
一昨日、M1.3の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---
7/ 4 00:55 M1.3

黒点  7/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2665 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:34 332 +0.2
-2 h 317 -1.5
-4 h 311 +0.7
-6 h 309 +0.6
-8 h 317 +0.6
-10 h 307 +0.2
-12 h 302 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
7/ 6 0.4 1x10^2
7/ 5 0.6 1x10^2
7/ 4 0.5 1x10^2
7/ 3 0.4 2x10^2
7/ 2 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/ 1 13:39 太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。
2017/ 7/ 2 13:30 太陽風の速度は500km/秒に上がり、高速の風が到来しています。
2017/ 7/ 3 12:31 太陽風の速度は下がりかけています。カナダのオーロラをどうぞ。
2017/ 7/ 4 12:49 太陽の西の端でM1.3の中規模フレアが発生しました。
2017/ 7/ 5 12:47 太陽風は330km/秒と低速になり、太陽も穏やかです。
最新のニュース

2017/ 7/ 6 15:43 更新
低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。太陽の東端から黒点が現れています。

担当 篠原

太陽風は、300〜340km/秒と低速の状態で推移しています。
磁場強度は、4nTから5nTに少し上がり、
グラフの最後では、7nTに変化しています。

27日周期の図を見ると、太陽風磁場のセクター境界を通過したようです。
このため、太陽風の磁場に弱い変化が起きているのかもしれません。

SDO衛星AIA193では、太陽の中央部にコロナホールが広がっていて、
この位置から考えると、地球への影響は3日後くらいとなりそうです。
一方、コロナホールが右下へ淡く伸びている様子も見えていて、
太陽風の変化の始まりは、少し早くなるかもしれません。


太陽風磁場の南北成分は、やや北寄りになっています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は静穏で、
AE指数のグラフでは、目立った変化は発生していません。


太陽の東端から、2665黒点群が現れています。
小さい活動は活発に起きているようで、
今後、どのように変化するでしょうか。



世界時7月5日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時7月6日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。