宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/30 12:22 更新 太陽風は次第に低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から370km/秒へ下がり、 太陽風は低速の風に変わりつつあります。 磁場強度も、5nTから3nTへ弱くなっています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの初めに南北の変化が見られますが、 以降は、0nT付近に留まっています。 このため、磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数のグラフも、初めに500nT程度の変化が起きていますが、 以降は静かになっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 目立つほどのコロナホールは見られず、 太陽風は、しばらく穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、西に2664黒点群がぽつんと見えるだけで、 特に活動はなく、とても穏やかです。 (c) 京都大学WDC 世界時6月30日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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