宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/28 12:37 更新 太陽風速度の高まりは終わりつつあります。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に500km/秒台を割り、 その後もゆっくりと低下して、現在は450km/秒です。 やや高速の状態を保っていますが、次第に落ち着いて行きそうです。 太陽風の磁場強度も、3〜4nTと少し弱くなっています。 南北成分は、比較的南寄りになっていますが、 振れ方は -2nT程度と小さく、磁気圏の活動は特に高まっていないようです。 SDO衛星AIA193の写真では、コロナホールは見られず、 今後、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 2664黒点群は、Bクラスの小さいフレアが数回起きた程度で、 特に発達はしていません。 太陽は、全体としては穏やかな状態が続いています。 世界時6月27日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時6月28日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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