宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/29 --- ---
6/28 --- ---
6/27 --- ---

黒点  6/29 (NOAA)
磁場 フレア
2664 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:34 441 +1.4
-2 h 438 -4.0
-4 h 458 +0.6
-6 h 449 +2.1
-8 h 419 +0.7
-10 h 412 +1.1
-12 h 417 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
6/29 0.4 1x10^3
6/28 0.4 9x10^2
6/27 0.4 7x10^2
6/26 0.4 2x10^2
6/25 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 6/24 13:27 太陽風は平均的な速度に上がっています。磁気圏は穏やかです。
2017/ 6/25 09:20 太陽風は平均的な状態で、磁気圏の活動は少し高まっています。
2017/ 6/26 13:05 太陽風は高速風になり、磁気圏の活動もやや高まっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2017/ 6/27 14:14 500km/秒台の高速太陽風は続いています。
2017/ 6/28 12:37 太陽風速度の高まりは終わりつつあります。磁気圏も概ね静穏です。
最新のニュース

2017/ 6/29 15:44 更新
太陽からとても淡いCMEが噴出しています。

担当 篠原

昨夜、28日22時(世界時28日13時)頃、
太陽の2664黒点群付近で小規模の爆発現象が発生し、
淡いCME(太陽ガスの放出現象)の噴出が起きています。
X線のグラフにも、弱い変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の動画を1枚目に掲載します。
太陽中央部の右上寄りで、
コロナのガスが急に変化する様子が見えています。
また、同じ頃に東端(左端)でも爆発が起きています。

2枚目に掲載しているSOHO衛星LASCO C2、C3の動画では、
太陽の右側に丸く広がっていくCMEのガスと、
東側(左側)に向かって飛び出すガスが、
どちらもとても淡く見えています。

2664黒点群付近から飛び出したCMEは、
地球の方向にも向かっている可能性があり、
7月3日頃の太陽風に弱い乱れが発生するかもしれません。
磁場が強まって、南向きに大きく変化すると、
磁気圏の活動を高める可能性があります。
注目してください。


現在の太陽風は、速度は400〜450km/秒、
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近が続き、
グラフの最後に南北に交互に振れる変化が発生しています。

磁気圏は基本的には静穏ですが、
最後の南向きの磁場変化により、
AE指数のグラフも最後に一時的に高まりかけています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、
太陽風は穏やかに推移しそうです。




2664黒点群付近で発生した小規模の爆発現象。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽から広がるとても淡いCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時6月28日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月29日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。