宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/27 14:14 更新 500km/秒台の高速太陽風は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜に550km/秒まで高まりました。 この辺りが最高速度だったようで、以降は次第に低下して、 現在は510km/秒です。 高速風の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、5nT付近で安定しています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度ですが、 速度が高まっていることもあり、弱い南寄りになった時間帯に、 AE指数は500nT程度の変化を起こしています。 SDO衛星AIA193では、 太陽は北極と南極を除いてコロナホールは特に見られず、 高速風の通過後、太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽は、2664黒点群がやや大きくなっています。 X線グラフに目立った変化はありませんが、 この後どうなるでしょうか。 (c) 京都大学WDC 世界時6月27日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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