宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/20 13:59 更新 高速太陽風は終わりかけています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は低下が続き、今日に入った頃に500km/秒を割り、 現在は450km/秒とやや高速の状態になっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速風よりも1日ほど早く終わりを迎えそうです。 太陽風の磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、 やや弱い状態です。 南北成分は、0nT付近を推移しています。 磁気圏の活動も弱まってきて、 AE指数は変化がほとんど見られなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球の中緯度域にコロナホールが見えています。 やや緯度が高いので、どの程度の影響がやって来るか、 3日後くらいに注目してください。 太陽は、東端(左端)でBクラスの小さいフレアが発生しています。 この後、黒点が現れるかもしれません。 (c) 京都大学WDC 世界時6月20日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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