宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/15 13:27 更新 太陽風の速度は一旦下がっていますが、再び高まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒から450km/秒に下がり、 高速太陽風は一旦終わりかけています。 一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中心部のコロナホールは太陽の西側(右側)に進み、 地球への影響の始まりも近づいています。 この後、太陽風は再び強まる可能性があります。 27日周期の図を参考にすると、 今日、明日にも速度の高まりは始まるかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 このため、磁気圏は基本的には静穏で、 AE指数は、時々小規模の変化が発生している程度です。 太陽の中心部に新しい黒点が発生しています。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化がやや強まっていますが、 この新しい領域のためなのか、西の端の活動的な領域が原因なのか、 はっきりしません。 新しい黒点の今後の活動に注目してください。 (c) 京都大学WDC 世界時6月15日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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