宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/19 11:48 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は530km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜にかけて600km/秒近くを保っていましたが、 今日に入った頃から低下に向かい、現在は530km/秒と、 高速の状態は続いていますが、やや落ち着いてきました。 磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで、南に振れたり北に振れたりしています。 南への振れ幅は小さくなっていますが、速度が高まっているため、 磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数のグラフは、500nT前後の変化が頻繁に発生しています。 高速太陽風は弱まり始めているので、 磁気圏の活動も次第に規模が小さくなりそうです。 太陽は、西側(右側)の2663黒点群で、 Bクラスの小さい活動が数回発生しています。 2663群は、黒点は小さくなっていて、 規模は縮小しているようです。 世界時6月18日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時6月19日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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