宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/16 12:15 更新 太陽風は平均的な速度ですが、次の高速風が近づいているようです。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日の未明には400km/秒まで下がり、 今朝の段階で360km/秒とやや低速になりました。 現在は少し戻して、400km/秒近くになっています。 一方、磁場強度は、3nTに弱まっていましたが、 今朝くらいから強まり始め、現在は7nTと少し上がっています。 太陽風速度の高まりは一旦終わりましたが、 次の変化が近づいている可能性があります。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中央部のコロナホールは西側に進み、 影響が及び始めても良い頃です。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 このため、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 太陽の中央部に現れた黒点には、2663群と番号が付きました。 Bクラスの小さい活動が発生しています。 更に発達するかどうか注目してください。 (c) 京都大学WDC 世界時6月16日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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