宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/14 12:31 更新 500km/秒の高速太陽風が続いています。太陽の東端に黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は南北に小さく変化が起きていますが、 後半から北寄りになっています。 このため、AE指数のグラフも、 1枚目の図の途中までは弱い変化が時々発生していますが、 後半からは静かになっています。 27日周期の図の前周期の変化を見ると、 太陽風の速度は、5月18日に一旦下がっていますが、 すぐに次の高速風に切り替わっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 次の高速風をもたらすコロナホールは、太陽の中心線を過ぎて、 明後日くらいには変化が到来しそうです。 太陽風はしばらく高まった状態が続きそうです。 太陽の東端から現れた黒点は、2662黒点群と番号が付けられました。 特にフレアの活動は見られません。 X線グラフでは、Bクラスの小さいフレアが起きていますが、 これは、西の端(右端)で発生しています。 世界時6月13日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時6月14日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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