宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 6/11 10:37 更新 太陽風はかなり低速です。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒から280km/秒へ下がり、 かなり低速になっています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な強さに戻っています。 27日周期の図を見ると、 前周期は、今日にあたる5月15日から太陽風速度の上昇が始まっています。 一方、昨日のニュースで紹介したように、 現在は高速風の発生源のコロナホールが見えなくなっていて、 太陽風の高まりはなくなっている可能性があります。 この後の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近を小さく変化しています。 速度が下がっていることも重なり、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数のグラフは、ほとんど変化がありません。 太陽は無黒点の状態が続いています。 X線グラフも変化はなく、太陽はとても静かです。
(c) 京都大学WDC ![]() 世界時6月11日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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