宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/13 --- ---
6/12 --- ---
6/11 --- ---

黒点  6/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 521 +2.5
-2 h 536 -1.6
-4 h 537 +1.6
-6 h 524 +1.9
-8 h 517 -0.5
-10 h 494 +2.9
-12 h 471 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
6/13 0.5 1x10^2
6/12 0.6 7x10^2
6/11 0.5 5x10^2
6/10 0.5 6x10^2
6/ 9 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 6/ 8 14:51 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。長野県で撮影された大気光を紹介します。
2017/ 6/ 9 17:15 太陽は無黒点になっています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2017/ 6/10 10:27 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。
2017/ 6/11 10:37 太陽風はかなり低速です。太陽は無黒点が続いています。
2017/ 6/12 12:31 太陽風の速度はやや高速に高まっています。
最新のニュース

2017/ 6/13 12:31 更新
太陽風の速度は、500km/秒台に高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今日に入った頃に500km/秒に達し、
更に、今朝にかけて550km/秒まで高まりました。
現在は少し下がっていますが、520km/秒の高速風です。

太陽風の磁場強度は、
今日の未明まで8nT程度に強まった状態が続き、
速度が高まるのと反対に下がり始めて、
現在は6nTと平均的な強度に戻りつつあります。

27日周期の図を見ると、
前周期よりも速度は少し遅くなっていますが、
高速風の領域が今回も回帰してきたようです。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの後半から南北に変化するようになり、
磁気圏の活動もやや高まっています。
AE指数は、300〜500nTの小規模の活動が続くようになっています。

世界時12日23時過ぎの南極・昭和基地のオーロラの様子を、
全天カメラの動画で紹介します。
満月過ぎの明るい月のため、空の条件は厳しいですが、
オーロラの輝きが空を広く覆っています。


SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
次のコロナホールが、太陽の東側から中心部に近づいています。
このコロナホールは、前周期(5月17日)、前々周期(4月20日)にも
同じように広がっていました(2枚目の図を参照)。
27日周期の図を見ると、
前周期は5月19〜20日から高速太陽風が始まっています。
今回も同じくらいと考えると、
15日か16日くらいに太陽風の高まりが始まりそうです。


太陽はフレアの発生はなく、穏やかです。
東端から黒点が顔を出しています。




昭和基地の全天カメラによる、世界時12日23時過ぎのオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


世界時6月12日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月13日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。