宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 6/ 5 13:06 更新 太陽風はやや低速です。5月の黒点相対数は、18.8 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOによる5月の黒点相対数は、18.8 でした。 4月の黒点数は、半年ぶりに30台に高まったのですが、 太陽活動の高まりは一時的で、その後は前と同じ状態に戻り、 グラフの中の5月のデータは、長期的な変化の線上に戻っています。 黒点が見えなかった黒点相対数 0 の日も7日と、 この1年間の平均的な日数に達しています。 この数日、2661黒点群がCクラスのフレアを続けていましたが、 現在の状況では、これも貴重な活動です。 その2661黒点群は、 黒点の広がりは昨日よりも少し小さくなっている様です。 X線グラフの変化もなくなり、活動は穏やかになっています。 このまま静かになってしまうのか、 少し時間をおいて再び活動度が高まるか、 引き続き注目してください。 太陽風は、昨日のニュース以降、速度は下がり続けて、 現在は380km/秒とやや低速の風に戻っています。 27日周期の図を見ると、 今回の太陽風の高まりは、およそ1日と短い時間で終わっています。 磁場強度は、3〜5nTと平均的な状態です。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、 磁気圏は穏やかです。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の月毎の無黒点日の日数。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 世界時6月4日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時6月5日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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