宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:06)
昨日、C2.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 5 --- ---
6/ 4 04:19 C2.5
6/ 3 23:45 C2.5
18:36 C2.1
02:49 C8.0

黒点  6/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2661 13 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 370 +0.8
-2 h 385 +0.2
-4 h 382 +0.0
-6 h 400 +1.8
-8 h 406 -0.1
-10 h 409 +0.9
-12 h 425 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
6/ 5 0.4 6x10^2
6/ 4 0.5 1x10^3
6/ 3 0.5 1x10^3
6/ 2 0.5 2x10^3
6/ 1 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/31 12:37 昨夜にかけて太陽風は高速になりました。磁気圏は穏やかです。
2017/ 6/ 1 14:20 太陽の東端でC6.6の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2017/ 6/ 2 13:08 2661黒点群のフレア活動は続いています。太陽風はやや低速です。
2017/ 6/ 3 13:26 C8.0の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2017/ 6/ 4 13:37 太陽風は高速風に変わっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 6/ 5 13:06 更新
太陽風はやや低速です。5月の黒点相対数は、18.8 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOによる5月の黒点相対数は、18.8 でした。

4月の黒点数は、半年ぶりに30台に高まったのですが、
太陽活動の高まりは一時的で、その後は前と同じ状態に戻り、
グラフの中の5月のデータは、長期的な変化の線上に戻っています。

黒点が見えなかった黒点相対数 0 の日も7日と、
この1年間の平均的な日数に達しています。

この数日、2661黒点群がCクラスのフレアを続けていましたが、
現在の状況では、これも貴重な活動です。



その2661黒点群は、
黒点の広がりは昨日よりも少し小さくなっている様です。
X線グラフの変化もなくなり、活動は穏やかになっています。

このまま静かになってしまうのか、
少し時間をおいて再び活動度が高まるか、
引き続き注目してください。


太陽風は、昨日のニュース以降、速度は下がり続けて、
現在は380km/秒とやや低速の風に戻っています。

27日周期の図を見ると、
今回の太陽風の高まりは、およそ1日と短い時間で終わっています。

磁場強度は、3〜5nTと平均的な状態です。
南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、
磁気圏は穏やかです。



太陽黒点相対数の長期変化。5月の黒点相対数は 18.8 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


世界時6月4日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月5日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。