宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 6/ 3 13:26 更新 C8.0の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 2661黒点群のフレアの活動は続き、 今日、3日3時(世界時2日18時)に、C8.0の小規模フレアが発生しました。 C8に達する規模のフレアの発生は、4月3日のM1.2以来で、2か月ぶりです。 2661群の活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 24時間分を動画にしていて、C8.0のフレアは動画の中ほどで発生しています。 X線のグラフの強度は、C8.0のフレア以降は下がり気味です。 2661群の活動は落ち着いて行くのか、この後も続くのか、 引き続き注目してください。 太陽風は、速度が350km/秒へ下がり、低速の風になっています。 磁場強度も2〜3nTへ下がり、弱まっています。 磁場の南北成分は、南寄りになっていますが、変化は小さく、 磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は基本的には穏やかな状態が続くでしょう。 C8.0フレアを起こした2661黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時6月2日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時6月3日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |