宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、C8.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 3 02:49 C8.0
6/ 2 07:03 C2.4
02:53 C1.4
6/ 1 18:20 C2.5
10:11 C6.6
08:05 C2.0
05:52 C1.3
03:42 C1.3

黒点  6/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2661 9 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 354 -0.1
-2 h 358 -0.5
-4 h 355 -1.2
-6 h 359 -1.1
-8 h 365 -0.2
-10 h 372 -0.7
-12 h 367 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
6/ 3 0.4 1x10^3
6/ 2 0.5 2x10^3
6/ 1 0.5 1x10^3
5/31 0.4 9x10^2
5/30 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/29 11:41 太陽風磁場は強まっていますが、磁気圏は静かになっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 5/30 12:36 太陽風磁場の強まりは続いています。ニュージーランドのオーロラ第二弾をどうぞ。
2017/ 5/31 12:37 昨夜にかけて太陽風は高速になりました。磁気圏は穏やかです。
2017/ 6/ 1 14:20 太陽の東端でC6.6の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2017/ 6/ 2 13:08 2661黒点群のフレア活動は続いています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2017/ 6/ 3 13:26 更新
C8.0の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

2661黒点群のフレアの活動は続き、
今日、3日3時(世界時2日18時)に、C8.0の小規模フレアが発生しました。
C8に達する規模のフレアの発生は、4月3日のM1.2以来で、2か月ぶりです。

2661群の活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
24時間分を動画にしていて、C8.0のフレアは動画の中ほどで発生しています。

X線のグラフの強度は、C8.0のフレア以降は下がり気味です。
2661群の活動は落ち着いて行くのか、この後も続くのか、
引き続き注目してください。


太陽風は、速度が350km/秒へ下がり、低速の風になっています。
磁場強度も2〜3nTへ下がり、弱まっています。

磁場の南北成分は、南寄りになっていますが、変化は小さく、
磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、コロナホールは特に見られず、
太陽風は基本的には穏やかな状態が続くでしょう。




C8.0フレアを起こした2661黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時6月2日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月3日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。