宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:20)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 1 10:11 C6.6
08:05 C2.0
05:52 C1.3
03:42 C1.3
5/31 --- ---
5/30 --- ---

黒点  6/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2661 1 α C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 345 +1.2
-2 h 351 +1.7
-4 h 335 +2.6
-6 h 344 +2.5
-8 h 367 +2.1
-10 h 365 +2.0
-12 h 380 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
6/ 1 0.5 1x10^3
5/31 0.4 9x10^2
5/30 0.4 1x10^3
5/29 0.4 5x10^2
5/28 0.5 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/27 11:49 太陽風の速度は、300km/秒に下がっています。
2017/ 5/28 13:30 太陽風の磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなっています。
2017/ 5/29 11:41 太陽風磁場は強まっていますが、磁気圏は静かになっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 5/30 12:36 太陽風磁場の強まりは続いています。ニュージーランドのオーロラ第二弾をどうぞ。
2017/ 5/31 12:37 昨夜にかけて太陽風は高速になりました。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2017/ 6/ 1 14:20 更新
太陽の東端でC6.6の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

一昨日の夜、30日21時(世界時30日12時)頃に、
太陽の中央部の東寄り(左寄り)で、フィラメント噴出が発生しました。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
黒い筋状に見えるダーク・フィラメントが、
ゆっくりと太陽から噴き出しています。

この現象によりCME(太陽ガスの放出現象)が噴出したと考えられ、
発生位置から地球方向にも向かう可能性があります。
しかし、SOHO衛星LASCO C3の写真では、
東側(左側)に向かってとても淡いガスが飛び出す様子しか見られず、
Spaceweather.comは、地球にはやって来ないだろうと伝えています。
実際にどうなるか、5日後の6月4〜5日頃の太陽風に注目してください。


また、太陽の東端から黒点が出現し(2661群と番号が付けられています)、
今日未明より、C1.3、C1.3、C2.0とCクラスのフレアを起こすようになり、
1日10時(世界時1日1時)には、C6.6の小規模フレアが発生しています。
活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
今後の活動に注目してください。


太陽風は、350km/秒に速度が下がり、低速の風に変わっています。
磁場強度は、7nTとやや強まった状態です。

磁場の南北成分は、北向きで推移しています。
このため、磁気圏は静穏で、
AE指数はほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193では、
小規模のコロナホールが中央部の西側に見える程度で、
太陽風は、基本的には穏やかに推移しそうです。



30日夜に発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時5月31日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月1日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。