宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 6/ 2 13:08 更新 2661黒点群のフレア活動は続いています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 太陽の東側に現れた2661黒点群の活動が続いています。 昨日朝のC6.6以降も、今朝のC3.0を最大に、 C1以上のフレアを6回起こしています。 活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 これらの活動に伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も起きています。 SOHO衛星LASCO C2の動画を掲載します。 現在は地球に対して横方向に飛び出しているため影響はありませんが、 この後も活発な活動が続くと、 飛び出したガスが地球にも向かってくる可能性があります。 今後の2661群の活動に注目してください。 太陽風は、350km/秒前後の低速の状態が続いていましたが、 今朝早くに450km/秒とやや高速に高まる変化が発生しました。 現在は既に下がり始めていて、380km/秒とやや低速になっています。 太陽風の磁場強度も、5nTから10nTに強まる変化が発生しましたが、 現在は5nTに戻っています。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わるセクター境界が到来して、 磁場の方向が「A」(太陽から地球方向)から、 「T」(地球から太陽方向)に変わっています。 太陽風の乱れは、この切り替わりに関係する変化だったのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、セクターの切り替わりに伴って、 北寄りから南寄りに傾向が変わっています。 このため、AE指数のグラフも、 6月1日の後半から弱い変化が増えています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2661黒点群の活動に伴って太陽の東側に飛び出しているCME。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時6月1日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時6月2日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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