宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:23)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/16 --- ---
5/15 --- ---
5/14 --- ---

黒点  5/16 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 628 +0.7
-2 h 607 +0.5
-4 h 589 +4.7
-6 h 577 -0.6
-8 h 561 +1.4
-10 h 522 +7.2
-12 h 504 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
5/16 0.3 5x10^2
5/15 0.5 3x10^2
5/14 0.5 1x10^3
5/13 0.4 1x10^3
5/12 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/11 13:18 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。
2017/ 5/12 12:31 太陽風磁場が北寄りのため、磁気圏は穏やかです。
2017/ 5/13 12:57 太陽風は低速です。太陽は無黒点です。
2017/ 5/14 08:45 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2017/ 5/15 11:45 低速の太陽風が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2017/ 5/16 12:23 更新
高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨夜より、高速の太陽風が到来し、
現在、600km/秒の高速風になっています。

太陽風の変化は、
昨日の午後、15日15時(世界時15日6時)頃から、
磁場強度の強まりとして始まりました。
3nT前後に弱まっていた状態から、10nTへ強まる変化が到来しました。

遅れて速度もゆっくりと高まり始めたのですが、
深夜、15日23時(世界時15日14時)に500km/秒へ高まり、
その後も少しずつ上昇して、最高で650km/秒に達しました。

SDO衛星AIA193に見えていたコロナホールの影響が
始まったようです。


太陽風磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移していて、
時々、南向きに変化している状態です。
このため、磁気圏の活動も、時々高まっている様子で、
AE指数は500nT前後の変化が、時間をおいて発生しています。

最後の高まりにあたる、世界時16日2時過ぎのオーロラの様子を、
南極の昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
太陽の東側(左側)に、次のコロナホールが見えています。
現在の高速太陽風に続いて、
4〜5日後くらいからは、こちらの影響が始まりそうです。


太陽では、東側(左側)と東端(左端)の2か所に、
小さい黒点が現れています。

X線グラフに目立った変化はなく、太陽の活動は穏やかです。



昭和基地の全天カメラによる、世界時16日2時過ぎのオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時5月15日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時5月16日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。