宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 5/14 08:45 更新 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 今年も、SOHO衛星LASCO C3の写真の左上から、 プレアデス星団(すばる)が見えてきました。 昨日の朝に最初の星が見え始め、 今朝くらいから星団全体が見える様になっています。 これから2週間ほどかけて、画面を横切って行きます。 太陽風は、昨夜にかけて速度が300km/秒へ低下し、 更に低速の状態になっています。 磁場強度も、2〜4nTと弱くなっています。 27日周期の図の前周期と同様の推移になっています。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で南北に小さく変化しています。 南向きの変化も起きていますが、振幅は小さく、 速度もだいぶ遅くなっているため、 磁気圏の活動はとても弱く、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の西側に進んでいます。 この領域の影響がいつ頃始まるのか、今後の変化に注目して下さい。 太陽は、今日も無黒点です。 X線グラフも特に変化はなく、太陽はとても穏やかです。 SOHO衛星LASCO C3の写真の左上から、プレアデス星団(すばる)が現れています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時5月13日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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