宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 8 --- ---
5/ 7 --- ---
5/ 6 --- ---

黒点  5/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2654 1 α ---
2655 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 364 -1.5
-2 h 339 +4.4
-4 h 342 -2.5
-6 h 351 -3.6
-8 h 342 +1.7
-10 h 340 -2.7
-12 h 341 -3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
5/ 8 0.4 2x10^3
5/ 7 0.4 2x10^3
5/ 6 0.4 2x10^3
5/ 5 0.5 1x10^4
5/ 4 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/ 3 14:11 2654黒点群がやや発達しています。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。
2017/ 5/ 4 08:13 太陽風は340km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2017/ 5/ 5 09:27 太陽風はやや低速で、磁気圏も概ね静穏です。太陽も静かです。
2017/ 5/ 6 13:56 400km/秒に上がった太陽風の速度は、再び低速に戻っています。
2017/ 5/ 7 10:03 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。
最新のニュース

2017/ 5/ 8 13:04 更新
低速の太陽風が続いていますが、磁気圏はやや活動的です。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

杉本 智さんより、フィンランド・ユッラスで
現地3月28日と29日の夜に撮影されたオーロラの写真をいただきました。

ユッラスは、フィンランドの北部、スウェーデン国境の近くにあります。
杉本さんは、27日の周期性のデータを参考にして旅行日程を組まれたとのことで、
見事、700km/秒に達する高速太陽風が到来し、
AE指数も500〜1000nTの中規模の変化が繰り返し発生した頃の写真です。

1〜3枚目は、28〜29日の夜、4、5枚目は、29〜30日の夜の撮影です。
3枚目は、ブレークアップの時の撮影で、3分間ほど見られたとのことです。

送っていただいたデータには、リアルタイムの動画による、
魚眼レンズで捉えたオーロラや、4K画質のオーロラ撮影もあり、
短い時間に細かく動くオーロラの様子を見事に捉えていて、
見とれてしまう、たいへん美しい映像でした。
この宇宙天気ニュースの中で紹介できないのがとても残念です。

素晴らしいオーロラの姿をありがとうございます。



太陽風は、低速の状態が続いています。
速度は、350km/秒付近で推移しています。
磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。

太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降南寄りに傾向が変わっていて、
-3nT前後の南向きが頻繁に到来しています。
このため、磁気圏の活動は少し強まって、
AE指数は300nT前後の小規模の変化が頻繁に発生し、
500nTや800nTに達する変化も記録されています。


太陽は、2654黒点群は西の端に近づき、
2655群は非常に小さくなっています。
東端から活動的な領域が現れる様子もなく、
この後太陽は無黒点になるかもしれません。



フィンランド・ユッラスで、杉本 智氏により現地3月28日23時2分(世界時28日20時2分)に撮影されたオーロラ。
(c) 杉本 智氏


フィンランド・ユッラスで、杉本 智氏により現地3月29日0時21分(世界時28日21時21分)に撮影されたオーロラ。
(c) 杉本 智氏


フィンランド・ユッラスで、杉本 智氏により現地3月29日3時45分(世界時29日0時45分)に撮影されたオーロラ。
(c) 杉本 智氏


フィンランド・ユッラスで、杉本 智氏により現地3月30日1時11分(世界時29日22時11分)に撮影されたオーロラ。
(c) 杉本 智氏


フィンランド・ユッラスで、杉本 智氏により現地3月30日2時13分(世界時29日23時13分)に撮影されたオーロラ。
(c) 杉本 智氏


世界時5月7日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。