宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 5/ 6 13:56 更新 400km/秒に上がった太陽風の速度は、再び低速に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方には400km/秒まで上がり、 平均的な速さに達しました。 しかし、深夜に入ると下がり始めて、 今朝には、360km/秒と低速の状態に戻っています。 一方、磁場強度は7〜9nTとやや強まった状態が続いています。 南北成分は、完全に北向きになっています。 このため、磁気圏はとても静穏で、 AE指数は全く変化のない状態が続いています。 27日周期の図を見ると、 前周期は500km/秒を超える高速風が到来していたのですが、 今回は、このまま穏やかに推移しそうです。 太陽では、新しく現れた2655黒点群の活動度がやや高まり、 Bクラスの小さいフレアが10回ほど発生しています。 黒点としては既に小さくなりかけていますが、 今後の変化に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を割って大きく減少しています。 (c) 京都大学WDC 世界時5月6日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |