宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 5 --- ---
5/ 4 --- ---
5/ 3 --- ---

黒点  5/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2654 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 370 +2.2
-2 h 366 -4.5
-4 h 356 +4.1
-6 h 346 +2.7
-8 h 342 +1.1
-10 h 343 +0.2
-12 h 351 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
5/ 5 0.5 1x10^4
5/ 4 0.5 1x10^4
5/ 3 0.4 2x10^4
5/ 2 0.5 2x10^4
5/ 1 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/30 13:20 太陽風は平均的な状態が続いています。
2017/ 5/ 1 13:06 太陽風はやや低速になり、磁気圏では弱い活動が発生しています。
2017/ 5/ 2 12:30 平均的な速度の太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。
2017/ 5/ 3 14:11 2654黒点群がやや発達しています。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。
2017/ 5/ 4 08:13 太陽風は340km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2017/ 5/ 5 09:27 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏も概ね静穏です。太陽も静かです。

担当 篠原

太陽風は、速度が330km/秒から380km/秒へ少し上がり、
やや低速の状態です。
一方、3nTに弱まっていた磁場強度は、
今朝早くに、8nTに強まる変化が発生しています。
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる変化も起きているので、
この変化に伴う、一時的な強まりではないかと思います。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近か、北寄りに変化する時間帯が長くなっていて、
磁気圏は静穏です。
ただ、今朝の磁場の強まりの際に、
一時的に-6nTの南向きが発生して、
AE指数が300nTに高まる小規模の活動が発生しています。
この後、磁場の傾向が南寄りに切り替わると、
磁気圏で小規模の変化が続く可能性があります。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは、北極と南極に見られる程度で、
太陽風は引き続き穏やかに推移しそうです。


太陽では、北半球の東側に新しい黒点が出現しています。
X線グラフには変化がなく、太陽は静かな状態がつづいています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)がかろうじて10,000に達していますが、
明日には10,000を割りそうです。




世界時5月4日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。