宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 5/ 7 10:03 更新 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、330〜350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、7〜8nTとやや強まった状態です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 しかし、細かく見ると、次第に0nT近くに下がってきています。 今後、南向きにも変化するようになるのでしょうか。 太陽風の磁場が北寄りになっているため、 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数のグラフは、ほとんど変化が発生していません。 27日周期の図を見ると、 前周期の4月6〜9日は太陽風の速度が高まっていましたが、 今回は穏やかな風のままでした。 前周期のグラフも、今後は速度は下がって、 穏やかな太陽風が続いています。 SDO衛星AIA193には、極域以外にコロナホールは特に見られず、 前周期と同様の穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、Bクラスの小さい変化が起きている程度で、 穏やかな状態が続いています。 2655黒点群は、更に小さくなっています。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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