宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/30 --- ---
4/29 --- ---
4/28 --- ---

黒点  4/30 (NOAA)
磁場 フレア
2651 2 α ---
2653 1 α ---
2654 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 403 -1.8
-2 h 400 -0.1
-4 h 401 -3.5
-6 h 400 -3.0
-8 h 402 -3.5
-10 h 397 -2.2
-12 h 385 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
4/30 0.4 7x10^4
4/29 0.4 1x10^5
4/28 0.4 2x10^5
4/27 0.4 2x10^5
4/26 0.4 2x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/25 13:40 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2017/ 4/26 12:31 高速の太陽風は続いていますが、500km/秒台に下がっています。
2017/ 4/27 13:31 太陽風は500km/秒と高速の状態が続いています。
2017/ 4/28 12:48 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も概ね穏やかです。
2017/ 4/29 13:48 太陽風は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 4/30 13:20 更新
太陽風は平均的な状態が続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTから4nTと、
平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、南を向いたり、北を向いたり、
ゆっくりと方向が変化しています。
このため、磁気圏の活動も時間をおいて、
やや高まったり、静かになったりしています。
高まった時のAE指数の変化は、400〜500nTと小規模です。

27日周期の図を見ると、
前周期は400km/秒前後の太陽風がずっと続いています。
グラフの後も、4月14日までこの状態が続き、
その後、15日から18日にかけて300km/秒台の低速風になっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
極域以外にコロナホールは見られず、
今回も穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽では、2654黒点群はほとんど見えなくなっています。
X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きていますが、
2653群で小さい爆発が起きています。
弱いCMEも発生しているかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、減少が続き、
GOES13(赤線)は、10,000ぎりぎりに下がっています。




世界時4月29日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時4月30日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。