宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 4/27 13:31 更新 太陽風は500km/秒と高速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は高速の風が続いています。 速度は、昨夜から再び500km/秒に下がり、 現在もこの状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、南寄りの傾向が続いていますが、 振れ幅が小さくなってきたため、磁気圏の活動も小さくなりつつあり、 AE指数のグラフは、時々、500nT程度の中規模の活動が起きている状況です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは更に西に進み、 太陽風への影響はこの後弱まっていきそうです。 太陽は、Bクラスの小さい活動が起きていますが、 全体としては穏やかです。 東端から活動的な領域が上がってきたようですが、 小さい黒点が見えるかどうかという程度です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10万を超えて高まった状態が続いています。 今後は、ゆっくりと減少に向かいそうです。 (c) 京都大学WDC 世界時4月27日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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