宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 4/26 12:31 更新 高速の太陽風は続いていますが、500km/秒台に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝までゆっくりと低下が続き、 一旦、500km/秒まで下がりました。 そこから再び高まって、現在は570km/秒です。 コロナホールの影響は次第に弱まっています。 この後、高速の太陽風はどこまで続くでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいものの、 南向きの変化が続いています。 磁気圏の活動も、規模は次第に小さくなっていますが、 AE指数では、300〜500nTの変化が連続的に発生しています。 今朝、26日6時半(世界時25日21時半)に発生したオーロラの様子を、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 AE指数では、300nTの小さい変化ですが、 昭和基地の頭上には見事なオーロラが輝いていたようです。 太陽は、2651黒点群でBクラスの小さい活動が起きている程度で、 穏やかです。 東端から活動的な領域が近づいているようです。 今後、黒点群が現れるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10万を超えて高まった状態が続いています。 太陽風の高まりが落ち着いてきたので、 こちらも次第に減少に向かうでしょう。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時4月25日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時4月26日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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