宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 --- ---
4/21 --- ---
4/20 --- ---

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
2651 7 β ---
2652 1 α ---
2653 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 678 -2.3
-2 h 655 -3.6
-4 h 633 -0.1
-6 h 620 +1.3
-8 h 604 -1.9
-10 h 606 -1.4
-12 h 540 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
4/22 0.5 4x10^3
4/21 0.5 3x10^3
4/20 0.4 4x10^2
4/19 0.4 3x10^3
4/18 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/17 13:41 太陽風は低速です。C2.0の小規模フレアが発生しました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 4/18 13:16 太陽の東端に黒点が現れています。太陽風は低速です。
2017/ 4/19 12:31 太陽の東端でC5.5の小規模フレアが発生しました。高速太陽風が始まりかけています。
2017/ 4/20 12:45 太陽風は540km/秒の高速風になっています。太陽は静かになっています。
2017/ 4/21 12:52 太陽でフィラメント噴出が発生しています。高速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2017/ 4/22 13:23 更新
太陽風は700km/秒に速度が高まっています。磁気圏の活動も活発です。

担当 篠原

昨日発生したフィラメント噴出によるCMEの様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
噴出しているガスは比較的淡く、主に上に向かって飛び出しています。
発生地点から考えると、地球へ影響がやって来る可能性がありますが、
その場合も変化は小さいものになりそうです。

太陽は、東端から2653黒点群が現れています。
フレアは、2651群でBクラスの小さい変化が数回起きている程度で、
今のところは比較的穏やかです。


太陽風は、昨夜から速度が再び高まり始め、
現在、700km/秒に達しつつあります。
磁場強度も昨夜から強まり、最大で15nT近くまで高まりました。
現在は少し下がっていますが、7〜8nTとやや強まった状態です。

27日周期の図の前周期を見ると、今日に相当する3月26日は、
2つの高速風にはさまれた低速風の期間でした。
今回、太陽風の様子が大きく変化しているようです。
SDO衛星AIA193を見ると、中心部のコロナホールは西側に進み、
この領域からの影響は、これから強まって行きます。
来週にかけて、太陽風は高まった状態が続きそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場が強まった頃から南北に大きく変化するようになり、
速度の高まりもあって、
AE指数は700〜1000nTの活発な変化が半日にわたって続いています。

太陽風の高まりがこのまま続くと、
磁気圏もしばらくにぎやかな状態が続きそうです。



SOHO衛星LASCO C2、C3による、昨日のフィラメント噴出によるCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時4月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時4月22日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。