宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 4/21 12:52 更新 太陽でフィラメント噴出が発生しています。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の東端に現れた小さい黒点は、2652群と番号が付きました。 太陽では、2651群でBクラスの小さいフレアが起きている程度です。 一方、太陽の北東寄り(左上)の領域で、 今朝、21日5時(世界時20日20時)頃から、フィラメント噴出が発生しています。 CMEとして飛び出していると思いますが、 SOHO衛星の写真がまだ更新されていません。 明日には状況が分かるでしょう。 飛び出す方向により、地球にも影響がやって来る可能性があります。 太陽風は、昨日の夜に600km/秒近くまで速度が高まりました。 その後次第に下がって来て、現在は530km/秒です。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、 平均的な値に戻っています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化するようになっています。 このため、磁気圏の活動も次第に小さくなっていて、 AE指数はのグラフは、初めは1000nTの大きい変化も起きていますが、 後半の変化はだいぶ小さくなっています。 まだAE指数の変化が大きかった頃、 世界時20日9〜10時半のアラスカのオーロラの動画を掲載します。 紹介できる時間が1時間半になってしまいました。 高速の太陽風がどこまで続くか、今後の変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時20日9〜10時半頃に撮影されたオーロラ。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時4月20日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時4月21日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |