宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/21 --- ---
4/20 --- ---
4/19 04:17 C5.5

黒点  4/21 (NOAA)
磁場 フレア
2651 5 β C6
2652 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 524 +1.1
-2 h 541 +0.4
-4 h 548 -0.5
-6 h 553 +0.0
-8 h 560 +0.0
-10 h 581 -1.4
-12 h 592 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
4/21 0.5 3x10^3
4/20 0.4 4x10^2
4/19 0.4 3x10^3
4/18 0.4 4x10^3
4/17 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/16 12:24 太陽風は320km/秒の低速風です。太陽は無黒点です。
2017/ 4/17 13:41 太陽風は低速です。C2.0の小規模フレアが発生しました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 4/18 13:16 太陽の東端に黒点が現れています。太陽風は低速です。
2017/ 4/19 12:31 太陽の東端でC5.5の小規模フレアが発生しました。高速太陽風が始まりかけています。
2017/ 4/20 12:45 太陽風は540km/秒の高速風になっています。太陽は静かになっています。
最新のニュース

2017/ 4/21 12:52 更新
太陽でフィラメント噴出が発生しています。高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽の東端に現れた小さい黒点は、2652群と番号が付きました。
太陽では、2651群でBクラスの小さいフレアが起きている程度です。

一方、太陽の北東寄り(左上)の領域で、
今朝、21日5時(世界時20日20時)頃から、フィラメント噴出が発生しています。
CMEとして飛び出していると思いますが、
SOHO衛星の写真がまだ更新されていません。
明日には状況が分かるでしょう。
飛び出す方向により、地球にも影響がやって来る可能性があります。


太陽風は、昨日の夜に600km/秒近くまで速度が高まりました。
その後次第に下がって来て、現在は530km/秒です。
高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、
平均的な値に戻っています。
南北成分は、0nT付近で小さく変化するようになっています。

このため、磁気圏の活動も次第に小さくなっていて、
AE指数はのグラフは、初めは1000nTの大きい変化も起きていますが、
後半の変化はだいぶ小さくなっています。

まだAE指数の変化が大きかった頃、
世界時20日9〜10時半のアラスカのオーロラの動画を掲載します。
紹介できる時間が1時間半になってしまいました。

高速の太陽風がどこまで続くか、今後の変化に注目して下さい。



太陽の北東寄りで発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時20日9〜10時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時4月20日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時4月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。