宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 4/16 12:24 更新 太陽風は320km/秒の低速風です。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、320km/秒と更に遅い風になっています。 また、磁場強度も5nTから3nTへ少し下がっています。 27日周期の図の前周期と同じ様な穏やかな状態になっています。 一方、SDO衛星AIA193では、コロナホールが更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 前周期は、700km/秒に達する高速太陽風が到来しましたが、 コロナホールが小さくなった今回は、 どの程度の高まりになるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの強まりが終わり、 南北両方に変化するようになっています。 しかし、変化の幅は小さく、速度も下がっているため、 磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は、250nT程度の小規模の活動が 時間をおいて発生している程度です。 太陽は、無黒点になっているようです。 X線グラフもほとんど変化がなく、 太陽はとても穏やかです。 (c) 京都大学WDC 世界時4月16日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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