宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:42)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/11 --- ---
4/10 --- ---
4/ 9 --- ---

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
2650 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 409 +1.6
-2 h 420 +3.8
-4 h 416 +1.8
-6 h 427 +2.2
-8 h 428 +0.9
-10 h 411 +1.4
-12 h 415 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
4/11 0.4 8x10^3
4/10 0.4 9x10^3
4/ 9 0.4 3x10^3
4/ 8 0.3 1x10^3
4/ 7 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/ 6 13:27 太陽風が高速風になっています。磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 4/ 7 12:05 太陽風の速度は下がりかけています。太陽も穏やかになりそうです。
2017/ 4/ 8 07:05 太陽風は平均的な状態です。太陽が無黒点になっています。
2017/ 4/ 9 07:51 太陽風は600km/秒の高速風になりました。磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 4/10 12:38 太陽風は平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうそ。
最新のニュース

2017/ 4/11 12:42 更新
太陽風は平均的な状態です。3月の黒点相対数は 17.7 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOから発表された太陽の黒点相対数をお知らせします。
2月は 26.1 、3月は 17.7 でした(2月の報告をしていませんでした)。
12月に18.5と初めて10台に下がっていたのですが、
それを超えて、今極小期の最小値になっています。

詳しく見ると、3月の中旬までとそれ以降で太陽の様子は大きく変わっています。
中旬までは、3月6日から20日にかけて連続15日間無黒点の日が続くほど、
活動は低い状態になっていたのですが、
26日以降は、2644黒点群、2645黒点群の出現で50台に高まりました。
この値は、1枚目のグラフを見ると1年前くらいの水準です。
この最後の高まりがなければ、
月平均値は一気に一桁台まで下がっていたかもしれません。

また、3枚目の無黒点日数のグラフでは、
3月は1か月の半分を超える数値に高まっています。
まだまだ増えていきそうな様子です。

4月も、最初の数日は高い値になっていると思われますが、
現在は再び黒点の少ない状態に戻っています。
次の発表の時にどうなっているか注目してください。



現在の太陽風は、420km/秒前後と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、8nTから5nTへ一旦下がりましたが、
今朝から再び7nTに少し上がっています。
全体としては穏やかに推移しています。

太陽風磁場の南北成分は、北向きの傾向になっています。
このため、磁気圏の活動度は低く、
AE指数のグラフはほとんど変化が見られません。

この後、太陽風が低速風に変わっていくと、
磁気圏も穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、2650黒点群がぽつんと見えるだけで、
こちら側は穏やかな状態です。

しかし、裏側では黒点群の活動が続いているようで、
STEREO Aheadの観測では、フレアと思われる変化や、
CMEの噴出も発生しています。



太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点相対数は 17.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


970年以降の月毎の無黒点の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


世界時4月10日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。