宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 4/13 14:23 更新 太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方まで480km/秒と高まった状態が続きましたが、 その後低下して、 現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 速度の高まりは、1日程度で終わっています。 太陽風の磁場強度は、4nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化しない状態が半日ほど続いています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部のやや左下に小さいコロナホールが見えています。 このコロナホールは、以前の周期ではより大きく広がっていたのですが、 今回はだいぶ縮小しています。 以前の周期との比較の図を、1枚目に掲載します。 27日周期の図を見ると、 前周期は3月21日から高速の太陽風が始まっていますが、 今回は、高速風の影響は小さくなっている可能性があります。 太陽は、2650黒点群が小さく見えているだけです。 X線グラフの変化も少なくなり、とても穏やかです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 世界時4月12日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時4月13日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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