宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 4/14 12:38 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南寄りになって、磁気圏の活動がやや高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 400km/秒から440〜450km/秒へ少し上がっています。 変化としては小さく、太陽風は穏やかです。 磁場強度は、5nT前後で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの後半にかけて南寄りの傾向になっています。 このため、磁気圏の活動もやや高まっていて、 AE指数のグラフは、前半はほとんど変化がありませんが、 後半になると、300〜500nTの小規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中央部の細長いコロナホールは、 先頭(右端)が太陽の中心線に達した頃です。 影響がやって来るのは3日後くらいと考えられますが、 コロナホールの分布が前周期から変化しているので、 27日周期の図を見ながら、今後の推移に注目して下さい。 太陽は、2650黒点群が小さく見えている程度です。 X線グラフの変化もなく、とても穏やかです。 世界時4月13日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時4月14日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |