宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:51)
昨日、C4.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 9 --- ---
4/ 8 04:43 C4.3
4/ 7 09:07 C2.7

黒点  4/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2645 5 β C4
2648 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:45 567 -3.2
-2 h 572 -1.8
-4 h 588 +1.3
-6 h 597 +1.6
-8 h 581 +2.4
-10 h 560 +1.2
-12 h 537 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
4/ 9 0.3 3x10^3
4/ 8 0.3 1x10^3
4/ 7 0.4 4x10^2
4/ 6 0.3 3x10^2
4/ 5 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/ 4 13:06 M5.8の中規模フレアが発生しました。2644黒点群は西端に沈みかけています。
2017/ 4/ 5 13:30 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動を高めました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 4/ 6 13:27 太陽風が高速風になっています。磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 4/ 7 12:05 太陽風の速度は下がりかけています。太陽も穏やかになりそうです。
2017/ 4/ 8 07:05 太陽風は平均的な状態です。太陽が無黒点になっています。
最新のニュース

2017/ 4/ 9 07:51 更新
太陽風は600km/秒の高速風になりました。磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降次第に上昇して、
昼過ぎには500km/秒と高速風になり、
9日1時(世界時8日16時)には600km/秒に達しました。
現在も580km/秒と高い速度が続いています。
27日周期の図の前周期には、見られなかった高まりです。

太陽風の磁場強度は、
昨日いっぱいは5〜10nTとやや高まった状態でしたが、
速度が上がりきった頃から、5nTと平均的な値に下がっています。

太陽風の高まりとともに、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数のグラフでは、500nT前後の活動が繰り返し発生しています。
この中の最後の高まりにあたる、
世界時8日21時頃の昭和基地のオーロラの様子を動画で紹介します。

高速太陽風の今後の推移に注目して下さい。


太陽は、黒点は見えなくなっています。
西の端に沈んで行った2645黒点群で、
C1の小さいフレアが2回記録されていますが、
実際の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

太陽は、東端に活動的な領域があります。
この後、黒点が現れるでしょうか。




南極の昭和基地で世界時8日21時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時4月8日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。