宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 4/ 8 07:05 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽が無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風は、速度が450km/秒から430km/秒へやや下がり、 平均的な状態です。 磁場強度も、4〜5nTと平均的な状態で安定していましたが、 今朝早くからやや強まる変化が見られ、現在8nTに少し高まっています。 一時的な変化なのか、続いて速度も高まるのか、 引き続き注目してください。 目立つほどのコロナホールはないので、弱い変化に留まりそうです。 磁気圏は、基本的には穏やかですが、 太陽風磁場が南向きに振れる変化の影響で、 AE指数300〜500nTの小規模の活動が時々発生しています。 現在は、太陽風の磁場がやや強まっているため、 南向きの変化も大きくなりやすくなっています。 このため、AE指数のグラフも後半の変化がより大きくなっています。 太陽では、2645黒点群が西の端にほぼ沈んでいます。 この2645群で、8日4時半(世界時7日19時半)に、 C4.3の小規模フレアが発生しています。 地球から見える、2645群の最後のフレアになりそうです。 また、中央部の2648黒点群も見えなくなり、 太陽は無黒点になっているようです。 太陽が無黒点になるのは、3月21日以来です。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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