宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 4/ 7 12:05 更新 太陽風の速度は下がりかけています。太陽も穏やかになりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒から450km/秒へゆっくりと下がり、 磁場強度も、6nTから3nTへ低下しています。 太陽風の高まりは、ゆっくりと終わりに向かっている様です。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったり、 ゆっくりと変化しています。 南を向いた時間帯に磁気圏の活動が高まって、 AE指数のグラフは、 中央部に500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球の中低緯度に、 縦に細長くコロナホールが見えている程度です。 27日前と特に変化はなく、 今後は27日周期の図の前周期と同様に、 穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 前周期の次の太陽風の高まりは、3月21日に始まりました。 単純に27日後と考えると、4月17日頃になります。 発生源のコロナホールは、まだこちら側には姿を現していません。 4月10〜11日になると、太陽の東側に見えそうです。 太陽は、西に没しかけている2645黒点群で、 C5.1とC2.7の小規模フレアが発生しています。 しかし、黒点群はこの後すぐに見えなくなりそうです。 残った2648群はかなり淡くなっています。 活発だった太陽は、一転して無黒点に戻りそうな雰囲気です。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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