宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/31 --- ---
3/30 --- ---
3/29 --- ---

黒点  3/31 (NOAA)
磁場 フレア
2644 3 β ---
2645 10 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 690 +0.4
-2 h 691 -2.8
-4 h 681 +0.1
-6 h 680 -2.6
-8 h 658 -2.4
-10 h 648 -0.8
-12 h 638 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
3/31 0.4 1x10^5
3/30 0.5 6x10^4
3/29 0.4 4x10^4
3/28 0.4 1x10^4
3/27 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 3/26 08:58 太陽風の速度は450km/秒とやや高速です。次の高速太陽風が近づいています。
2017/ 3/27 10:31 2644黒点群が発達し、C1の小規模フレアを起こしました。
2017/ 3/28 10:53 太陽風の速度は650km/秒に高まり、磁気圏も活動的です。C5の小規模フレアが発生しています。
2017/ 3/29 14:05 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2017/ 3/30 13:18 太陽風は620km/秒と高速の風が続いています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 3/31 13:29 更新
太陽風の速度は700km/秒に再び高まっています。磁気圏の活動も活発です。

担当 篠原

600km/秒近くに下がっていた太陽風の速度は、
再びゆっくりと上昇を始め、700km/秒に戻っています。
磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。

27日に始まった高速太陽風は、
4日にわたってかなり高い速度を保っています。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りの変化をしています。
このため、磁気圏の活動も連続的に高まっていて、
AE指数のグラフは、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。
極域では、オーロラの活動がにぎやかに発生しているようです。

27日周期の図の前周期の太陽風は、3月10日まで高速の風が続いています。
今回も高速風はしばらく続きそうです。
SDO衛星AIA193の太陽写真では、
新しく現れたコロナホールが太陽の中央部に広がり、
南極付近のコロナホールも、より低緯度側に拡大しています。


太陽では、2644黒点群と2645黒点群が大きな姿を保っています。
中央側の2645黒点群のこの2日間の変化を、
SDO衛星可視光写真の動画で紹介します。

X線のグラフでは、Bクラスの小さいフレアが続いています。
再び、Cクラスに達する活動は発生するでしょうか。
引き続き注目してください。

放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)が、10万近くまで高まっています。
高速の太陽風が続いているので、更に高まるかもしれません。




29日以降の2645黒点群の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時3月30日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時3月31日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。