宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 3/29 14:05 更新 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は700km/秒に上がり、そのまま安定しています。 磁場強度は、5nTと平均的な値が続いていますが、 グラフの最後のあたりで4nTに少し下がっています。 かなり高い速度の太陽風が続いています。 磁場の南北成分は、南北に振れていますが、 振れ幅はやや小さくなっていて、-2〜 -4nT程度の南向きです。 このため、磁気圏の活動は活発な状態は続いていますが、 規模はやや小さくなっていて、 AE指数のグラフは、500nTの中規模の変化が多く発生し、 時々、1000nTへ強まっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは西の端から南極にかけて太く伸びています。 27日周期の図の前周期を参考にすると、 高速の太陽風はしばらく続きそうです。 太陽の東端寄りの2645黒点群のフレアは、 昨日のニュースの後も続き、 夜にかけて、C3.1、C3.2、C1.1、C1.0と小規模フレアを4回起こしています。 その後は、目立った変化を起こしていませんが、引き続き注目してください。 一方、目立ったフレアの発生はありませんが、 太陽の中央部の2644黒点群も大きな姿を保っています。 この2日間の黒点の変化を、拡大写真による動画で紹介します。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日は大きく減少していましたが、 再び10,000を超えて増加しています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時3月28日のAE指数速報値。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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