宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/26 --- ---
3/25 --- ---
3/24 --- ---

黒点  3/25 (NOAA)
磁場 フレア
2643 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 446 +0.8
-2 h 458 -0.0
-4 h 457 +0.6
-6 h 463 +1.2
-8 h 479 -1.0
-10 h 488 +0.1
-12 h 496 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
3/26 0.3 2x10^4
3/25 0.4 2x10^4
3/24 0.5 4x10^4
3/23 0.4 2x10^4
3/22 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 3/21 11:30 太陽風磁場が強まり、高速風の到来が近付いているようです。
2017/ 3/22 14:10 高速太陽風が到来し、速度は600〜650km/秒に高まっています。
2017/ 3/23 13:55 太陽風は700km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 3/24 13:46 太陽風の速度は、550km/秒へ下がり始めています。フィンランドのオーロラ写真をどうぞ。
2017/ 3/25 14:11 太陽風は530km/秒と高速の風が続いています。磁気圏は比較的静穏です。
最新のニュース

2017/ 3/26 08:58 更新
太陽風の速度は450km/秒とやや高速です。次の高速太陽風が近づいています。

担当 篠原

太陽風の速度は低下が続き、現在は450km/秒とやや高速の状態です。
磁場強度も、3nTとやや弱まったまま安定しています。

27日周期の図の前周期と同様に、太陽風は一旦穏やかになりそうです。
一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
次のコロナホールが太陽の西側(右側)に進み、
太陽風の変化が近づいています。
明日か明後日には、再び高速の太陽風が始まりそうです。

太陽風が落ち着いて、磁気圏も穏やかな状態が続いています。
AE指数も大きな変化は発生していませんが、
世界時25日11〜12時に、250nT程度の小さい変化が発生しています。
この頃のオーロラの活動を、
アラスカ・フェアバンクスのオーロラカメラが撮影していました。
AE指数の変化は小規模ですが、なかなかきれいなオーロラの動きで、
最後は朝焼けに溶け込んでいきます。

この後、太陽風が再び強まると、
オーロラの活動も高まって行く可能性があります。


太陽では、2643黒点群の左側に新しい黒点が出現しています。
X線のグラフでは小さい変化しか起きていません。


放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いていますが、
減少も始まっていて、GOES13(赤線)は10,000を割っています。




アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時25日8時〜13時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時3月25日のAE指数速報値。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。